言葉遣い

一般の仕事とは違うのが巫女の奉仕

年末年始などを中心に、求人情報にもたまに巫女の仕事が募集されていることがあります。
普段なかなか体験することもできないバイトですので、興味を持った方も多いのではないかと思います。
でも、巫女の奉仕は、普通の会社やお店でするような仕事とはちょっと違うので、そのことを覚えておくと良いかと思います。

私も実家の神社が忙しい時などは手伝いに行きますが、ついつい普通のお店でしているような仕事の仕方や言葉遣いが出てしまうことがありますので、気をつけなければと思っています。
やはり巫女さんの奉仕は、神様にお仕えするという立場ですので、接客商売のようにするわけにはいきません。
また、神社で使われている独特の表現の仕方がありますので、それも覚える必要があるでしょう。

神社で使われる独特の表現の仕方を知る

神社で巫女さんとして働くということは、普通の仕事をすることとは違うので、言葉遣いにも十分気をつける必要があります。
たとえば、「仕事をする」という表現を使うことは避け、「奉仕する」と言うのが一般的です。
巫女さんのしていることは、商売ではなく神様にお仕えするということですので、このような表現がふさわしいですね。

また、物売りをしているわけではありませんので、お札やお守りなどは、「売る」という言葉を使うことはありません。
その代わりに「授ける」という言葉を使います。
神様からの守護をお札やお守りという形を通して授けるという考えですね。

また、接客商売では定番の「いらっしゃいませ」というのも、神社では使われることがありません。
その代わりとなるのは、「ようこそお参り下さいました」という表現でしょう。
普段、接客の仕事をしている方だと、口をついて出てしまうようで、この言葉を使うのがちょっと苦労するようですね。

さらに、接客業では欠かせない「ありがとうございました」という言葉も、神社ではあまり使いません。
ちょっと意味合いが異なることもありますが、「ご苦労様でした」と言って、参拝者を送り出すのが普通です。

一度体験してみると面白い巫女さん

世の中にはたくさんの仕事がありますが、巫女さんの奉仕を体験してみるのも楽しいかもしれません。
私は実家が神社ということで、特別な感覚もあまり抱かずにいますが、バイトの募集などに応募してくる方の多くは、最初普通の仕事と全く違うので、戸惑ったり、逆にとても新鮮に感じたりするようです。

それでも、参拝に来られる方たちとの関わりなど、楽しいことがいっぱいです。
皆さん、真摯な気持ちで神社に来られますので、こちらの奉仕にとても感謝してくれますし、すがすがしい気持ちになることができるのが、うれしいところですね。

 

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